歯科医師として難しいことがあります。
審美的な要求が
入れ歯で解決すると考えている方です。口元の様子は
年齢相当の様子ですのでここだけ皺をなくしても、目元や髪の生え際、眉毛
等また頬骨などは形態だけでは回復不可能です。
そこではマウスボリュウムのなかで最大限、全体でみてギリギリの支持、維持のなかで勝負します。
しかし歯科医師と患者との観念の齟齬が時々起こります。
しかし機能解剖学を駆使してまた患者さんもリハビリを真剣にしていただくと
望外の結果がでます。
今日の完成の方は85歳でも快適機能義歯を入れて鏡を見ての笑顔は70歳
後半の感じでした。
本人は大喜びでした。