今顎関節症の治療は行動認知療法が本流です。
しかし補綴学的にかみ合わせも正確に検査することが大事です。
中心咬合位と中心位との関係を咬合器で正確に診断そしてCTでそのズレ
を図るこれらを精査して可動化訓練をします。
またマウスピースの接触点を計数化してバランスをはかります。
顎関節の治療は科学です。歯科口腔外科だけでもダメ、補綴科だけでも
ダメ、歯科矯正科だけでもダメ、心療内科だけでもダメ、総合歯科医学の
考え方で治療しなければなりません。
歯科医師は自分の得意な考え方に偏向するかもしれないからです。
顎関節症もセカンド、サードオピニオン受けるべきですね。