県レベルの異業種グループ連絡組織(協議会・連絡会議等)の中で、最も設立が望まれていた東京都の設立記念全員大会が2000年(平成12年)6月14日開催されました。組織そのものは、3月14日にすでに結成されていたようですが、対外的なお披露目と、会長の交代人事なども発表され、事実上の発会式でした。参加団体数は13ですが、港区・大田区・ミニ東京(いわゆる運営補助金対象の技術市場交流プラザグループの一部、8団体が「異業種グル−プネットワークTOKYO」を平成11年11月に結成した)の連合体があるので事実上は28団体となりますが、オール東京の1割強に過ぎませんので、今後の組織拡大が期待されます。
東京都に次いで、同年6月には愛知県で、8月には愛媛県で設立されました。
こうした地域横断的な連絡組織が相次いで設立されるのは、異業種交流の広域展開の必要性が増してきたということです。同一都県内で、グループが直接交流し、企業間交流の幅を広げようという試みですが、明らかに異業種交流の必要性がさらに増してきた現象と考えていいと思います。 |