平成12年度から開始した本事業は国の新規成長産業15分野の中から、神奈川県にとって雇用増加を図れる9分野を指定した中から2分野、即ち、新製造技術と医療福祉の分野を選定しました。
コンソーシアムとは産学公(官)交流で事業展開を図ろうとする用語で、国等ではハード系の新規研究開発事業を「地域コンソーシアム事業」などとして補助金などを投下しています。
因みに9分野とは、情報通信・生活文化・医療福祉・新製造技術・ビジネス支援・人材・国際化・環境・バイオテクノロジーの各関連分野となっています。このうち情報通信は別部署で担当しています。今年度はさらに環境関連も着手する計画で進行中です。この施策の目的は民間企業や、新規に事業化を考えている人達を支援する「事業化促進支援」するということですが、開発資金や事業化資金の裏付けがなく、民間側にとっては必ずしも魅力のある施策とは言えません。しかし事業化のためには様々なネットワークを活用しなければなりませんし、開発資金にしても各種情報が必要ですし、申請書類の書き方支援ということもあります。事実、福祉施設や関連団体・研究機関・行政機関等を紹介したら大変喜ばれたということもあります。 |