医療・福祉コンソーシアムは、13分科会を設置しました。昨年の成果の一部を紹介します。
・福祉機器のモニター・評価制度は出来上がった機器の実用性や商品化度合いを評価するもので、場合によっては開発中止の可能性も含めて検討仕様とするものです。
例えばL社の開発した「介護用アーム回転式リフト」(アームによりベッドから乗り降り出来る回転式リフト)について実際のリハビリテーション現場で、患者や介護者・医療の先生方の意見を聞き、改善策を練り、使い安い商品開発に成功した事例。
・ドイツで開発された組立式車椅子の日本でのOEM生産と販売委託の確保。
・川崎市内企業によるホームヘルパー2級養成研修講座の開設にあたり、県福祉部の承認や関係機関の協力体制を作り上げたこと。また内容が非常に良く、たいへん好評を博したことなど。
医療・福祉コンソーシアムは、新製造技術と異なり、テーマ別分科会の運営のため、参加各企業の足並みがなかなか揃わず大変でした。やはり2年間くらいの期間で考えないとまとまらないと感じました。平成13年度も継続して行っています。 |