コンソーシアム事業は第2年目を迎えましたが、今年度の新規分野として環境関連コンソーシアム事業を立ち上げました。
環境関連はさすがに応募が多く、44テーマの提案があり、事業性の評価から、うち18に絞りました。そして類似テーマを併合し、7分野、9つのプロジェクトに編成しました。因みに7分野とは・生活環境(生活環境管理技術)・土壌改良(自然保全技術開発・土壌改良・自然回復素材開発)・環境共生(環境教育システム)・再資源化(生ゴミ飼料化・ゼロエミッション)・処理技術(塩素有機化化合物処理)・水質管理(水色プロジェクト)・環境研究(環境社会システム研究会・環境情報研究会・環境会計研究会)−です。 この中にはビル内フロアの清掃に関連した向公害の洗浄剤の開発や下水に流している汚濁水の処理技術の開発というテーマがあり、県の環境部も大変期待しています。
また県北部の津久井地区のエコタウン構想があり、これも県自身からコンソーシアム事業の一環として取り上げてくれという強い要望もありました。
環境教育問題も初めて取り上げられ、県の教育委員会とも交流しようという方向で、面白いと思います。
環境問題は総合的問題ですので、コンソーシアムによる産学公(官)交流という手法が非常に馴染む分野だと思います。
異業種交流の新たな発展局面と実践事例(政策研・出会い45ー51) |