ミャンマービジネス開発研究会は、元大手プラント会社出身の当ビジネスコーディネータの後輩が来訪、「せっかくミャンマーとの交流窓口をつくったのに、会社側の都合で展開出来ない、支援してくれる方法はないか?」という相談を解決する手段として設立されました。
ミャンマー大使館の協力を得て、ミャンマー事情の報告会や懇談会を重ね、また「ビルきち」(ミャンマーの対日感情が良いため、旧ビルマへの親近感を持っている狂人達への俗称)を自称する人達や、ビジネス開発を考えている大手商社や中小企業、現地で日本語を教えている人など、当初は20人以上集まりました。
案件も、魚介類や菓子等の加工・製造・輸入や車えびの養殖、籾殻の輸入、チーク材家具の加工・輸入、合板の製造・輸入などの木材関係、発電・送電設備の設置・稼働などがあります。またミャンマー政府側からは日本企業が放棄した停止工場の再稼働の提案がありました。さらに中古パソコンの輸出等も検討されました。
しかし合意書を締結する日本側の団体が問題となり、「神奈川県異業種グループ連絡会議」についての理解がなかなか難しく、県庁の参加を強く求められました。我々は民間ベースの事業として官庁を組み込むことに反対しましたが、結局保留のまま、研究会による訪問調査が行なわれているという現状です。 |