最近、私どもの関係事業が新聞を賑わせておりますので、紹介します。 第16回で取り上げた水色プロジェクトの成果の1つが日刊工業新聞13年12月25日付で報道されました。
同プロジェクトは水質浄化技術をもつ企業九社の集まりですが、神奈川県産業技術総合研究所の庭園池の浄化に成功を収めたという記事。これは待望していた記事で、零細企業が自らの技術をどのようにアッピールするか、という課題への1つの解決策です。今後の技術PRに十分活用可能な内容でした。使用した技術は9社のうちの2社の提案による組み合わせ技術で、効果抜群の結果が出ました。
例年夏場になると産総研の池では大量の藻が発生するのですが、01年度は殆ど発生せず、実験開始後2週間で効果が現れました。5月から10月までの6ケ月間の連続運転で全く問題なし、という結論になりました。
産総研の水質研究室の「指導」を受けるという形態を取り、実際にも技術指導料を払って実施しました。例年、清掃に駆り出される管理部門の事務職員から感謝されましたが、用意していた清掃予算が余ったため、予定の業者からは恨まれるというハプニングもありました。 やはりマスコミによる協力も極めて重要です。
(02年03月04日) |